闇に比べれば
とても薄く消え入りそうな光に見えた
でも、やわらかく
でも、あたたかく
その光に癒されたくて
毎日、毎日、
繰り返し見に行った
その光は道を示して
それなのに
踏みとどまってしまったんだ
いつかこの闇から
抜け出したい
それなのに
踏みとどまってしまったんだ
闇から抜ければ幸せか?
闇にすらある生活に
いつしか麻痺させられて
自分が死んでいることすら気づかずに
光を見たら気づいたんだ
死んだ自分は消えていく
光を浴びたらわかったんだ
暗闇は自分の中にある
色濃く焼けて影になって
いつまでも消えない跡になって
それでも闇から抜け出して
今までの自分が灰になったとしても
そこから新しい景色が始まる
そこから新しい自分が始まる
